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犬のからだ

ワンちゃんと暮らしていても骨格や姿勢について考えることは少ないと思います。施術をしていても「え?この子にも肩甲骨があるんですね!」ということは多く、知った時のお母さんたちは嬉しそうです。「どこですか? これですか?」と言いながら愛おしそうに触っています。​ぜひお家のワンちゃんのからだを触って確認してみてください。

本当に簡単にからだの部位を書きます。「ここなのね~」っと触ってみてください。

整体.犬とあるこ,犬のからだ

犬の立ち方

理想の姿勢が分かれば「うちの子の姿勢あれれ?」と気が付きやすくなると思います。
「どうかな??」と比べてみてください。

肩甲骨と上腕骨が90度の角度でつく。
骨盤と大腿骨が90度の角度でつく。
そうすると、歩幅を最大限に動かせます。

前肢は肩甲骨の中心から真っ直ぐ線を引いた真下に足の裏がつく。
後肢は骨盤の後ろあたりから真っ直ぐ線をひいた位置よりも少し後ろに足の裏がつくのが理想です。

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前からみると、肩甲骨から足の先まで何となく真っすぐです。後ろからみると、骨盤から足先まで真っすぐです。

もちろん犬種によっては違う場合もありますが、一般的なワンちゃんはこの立ち方が理想です。

この角度にぴったりはまる子は少ないと思いますが、体に負担が少なく動きやすい姿勢です。

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筋肉とコリ

上の絵の、腕を後ろに蹴りだしているワンちゃん。
もし縮めた筋肉が縮んだままだったら・・・
私達が二の腕を後ろから引っ張られているような感じで、腕を前に動かしにくくなってしまいます。

これが「コリ」です。

コリで動かしにくくなる = 肩甲骨や骨盤の動きが悪くなる

肩甲骨も骨盤にも筋肉が着いています。
コリが原因で歩き方も変わってきます。

これが肩甲骨や骨盤の角度が変わる理由です。

 

犬のからだの動きを知ると自分の子の腰や関節への負担が見えるようになります。ぜひお散歩中や日々の生活の中で観察してみてくださいね。

整体.犬とあるこ

犬の歩き方

毎日見ていると、なかなか気が付かないと思います。いつもの歩き方も歩幅が狭くなっているかもしれません。「どうかな~?」の参考にしてみてください。

肩甲骨と骨盤の角度が理想的だと、前肢と後肢の歩幅はほぼ同じになります。理想的な歩き方です。

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​肩甲骨と股関節が理想的な角度(90度)だとしっかり歩幅を取ることができるので、推進力を得ることができます。

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四肢をしっかり動かすことができるので、筋肉がしっかりつくことができます。(緑の幅の筋肉が使われます)

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肩甲骨や股関節の角度が(90度+α)だと前肢を前に出しづらかったり、後肢をしっかり蹴り出すことが難しく、推進力を得ることができなくなってしまいます。前肢への負担が増えたり、後肢は蹴り出しを補うために腰を振ったりジャンプをしたり、腰への負担も増えてしまいます。

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理想的な角度と比べると筋肉の付く幅も狭くなってしまいます。(緑の幅の筋肉が使われます)

​このように、肩甲骨や骨盤の角度で歩き方が変わってきます。でもどうして角度が変わるのか、、それは筋肉が関係しています。

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動きと筋肉

筋肉は骨についていて、筋肉が縮むと骨も動きます。
腕を後ろに蹴り出す筋肉が縮むと、後ろに動きます。

​からだを動かすときにはこの縮む動きが体中でおきてい​ます。

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